NotebookLMで資料をAI耳学習用ポッドキャストに変える5ステップ|通勤30分が自分専用講座になる

机の上に積まれた資料、何冊ありますか?

業界レポート、社内研修の分厚い資料、買ったまま開いていない専門書。
「読まなきゃ」と思いながら、もう何ヶ月もそのまま、なんてことありますよね。

私もそうでした。
読む時間がない。机に向かう気力もない。でも、知らないままでは置いていかれそうで、心のどこかでずっと焦っている。

そんなあなたに、今日お伝えしたいツールがあります。

NotebookLM(ノートブックエルエム)——Googleが提供するAIツールです。

このツールを使えば、あなたの机に積まれたPDF資料が、今日から自分専用のポッドキャスト(ラジオ番組)に変わります。

しかも操作はたったの5ステップ。プログラミングの知識も、特別な才能も必要ありません。

Re:Skillsの別記事【“隙間時間”活用法】のAI耳学習を、今日から実装する具体的な手順を、最初から最後までお話しします。

Contents

そもそもNotebookLMって何ですか?

NotebookLMは、Googleが作った「自分専用の調べもの係」のようなAIツールです。

「AIツール」と聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
やることは「資料を渡して、お願いをするだけ」。それ以上のことはしません。

「ChatGPTと何が違うの?」と思った方のために、ひと言で違いを説明します。

ChatGPTが「世界中のあらゆる本を読んできた、博識でおしゃべりな相談相手」だとすれば、
NotebookLMは「あなたが渡した資料だけを真剣に読み込んでくれる、寡黙だが正確な専属アシスタント」です。

何が嬉しいかというと、NotebookLMは「あなたが渡した資料に書いていないこと」は答えません。
つまり、AIがもっともらしいウソをつく心配がほぼないということ。
これは業務で使う上で、とても大事なポイントです。

そして、このNotebookLMの目玉機能のひとつが、「音声解説」(Audio Overview)

これがすごいんです。
あなたがPDFをアップロードすると、AIが内容を読み込んで、2人のAIホストがポッドキャストのように対話してくれる音声を作ってくれます。

しかも自然な日本語で。
「これがAIの声?」と疑いたくなるくらい、流暢に喋ってくれます。

つまり、自分で資料を読み込んで、あなた専用のポッドキャストにして渡してくれる機能がついている。

それが、NotebookLMです。

あなた専用のポッドキャストをつくるのに準備するもの:本当にこれだけです

身構える必要はありません。準備するものはたったこれだけ。

  • Googleアカウント:Gmailを使っている方なら、もう持っています。
  • パソコン:スマホアプリもありますが、最初は操作の分かりやすいパソコンから始めましょう。

これで終わりです。

ソフトのインストールも、面倒な登録手続きもありません。
パソコンのブラウザでNotebookLMのサイトにアクセスして、ログインすれば、もう使えます。

5ステップで完成:あなた専用Podcastの作り方

それでは、実際の作り方を、画面の操作順に沿って5つのステップでお伝えします。
焦らず、ひとつずつやってみてください。

ステップ1:NotebookLMにアクセスしてノートブックを作る

まずは、以下のリンクからNotebookLMのサイトを開きます。

notebooklm.google.com

Googleアカウントでログインを求められたら、いつも使っているGmailのアカウントでログインします。

ログインできたら、画面に「+ 新規作成」または「新しいノートブック」というボタンがあるので、クリックします。

これだけで、あなた専用のノートブック(資料置き場)が一つ完成しました。
名前をつけられる画面が出てきたら、「ITパスポート学習」「業界レポート2026」など、分かりやすい名前をつけておきましょう。

ステップ2:学びたい資料(ソース)をアップロードする

次に、AIに読ませる資料をアップロードします。NotebookLMでは、この資料のことを「ソース」と呼びます。

画面に「ソースを追加」または「+ 追加」というボタンが出てくるので、クリック。

ここで嬉しいのが、いろんな形式の資料に対応していることです。

  • PDFファイル(業界レポート、公式テキスト、調査資料など)
  • Googleドキュメント・スライド
  • WebサイトのURL(気になる記事のリンクをコピペするだけ)
  • YouTube動画のURL
  • 音声ファイル
  • テキストの直接ペースト

「あとで読もう」と思って放置していたPDFも、ブラウザでブックマークした記事も、観たかったけど時間がなかったYouTube動画も、全部このツールに放り込めます。

1つのノートブックに、最大50個のソースまで入れられます(無料版)。
最初は1つでOKです。慣れてきたら複数入れてみてください。

つまずきポイント
PDFがスキャンした画像のもの(紙の資料をコピー機で取り込んだPDFなど)だと、文字情報としてうまく読み取れないことがあります。ただ、アップデートにより画像認識機能が向上しているため、スキャンした資料や図表中心のPDFでも内容を解析することは出来るようにはなっています。

つまずきポイント
YouTube動画を入れる場合、公開直後の動画だとエラーが出ることがあります。数日経った動画や、公式チャンネルの動画を選ぶと安心です。

AIに読み込ませる際の重要注意点

テキストやコンテンツの著作権

  • ITパスポートのシラバスや過去問、業界レポートなどには著作権があります。NotebookLMに読み込ませて自分1人のイヤホンで聴く(私的利用の範囲)なら問題ありませんが、生成されたPodcastのURLを『これ分かりやすいよ!』と部下や同僚にシェアした瞬間に、著作権法違反のリスクが発生します
    知識の共有は素晴らしいことですが、他人の著作物を無断でAIに翻訳させて配るのは、NGです。Podcastの共有機能は、自社のオリジナル資料やオープンデータにのみ使いましょう。

機密情報の壁:社外秘データの扱い

  • GoogleのNotebookLMは、入力したデータをAIの学習(モデルのトレーニング)には使用しないと明言しています。しかし、それでも「極秘の顧客データ」や「未発表のM&A資料」をクラウド上のAIに放り込むのは、企業の実務家として避けるべきです。
    AIはあなたの代わりに膨大な資料を読んでくれますが、情報漏洩の責任は代わりに取ってくれません。まずは『公開されているIR資料』や『国が発表した白書』など、安全な素材からAI耳学習を始めましょう。

ステップ3:音声解説をクリックし日本語で喋ってもらう設定をする

画面の右側にある「Studio」という部分を見てください。
そこに「音声解説」(または「Audio Overview」)という項目があります。その横の「>」ボタンや「生成」ボタンをクリックします。※矢印の部分をクリックすることで、カスタマイズが出来ます(2026年4月現在)。

すると、カスタマイズ項目のウィンドウが表示されます。

まれにNotebookLMは、英語で音声を作ってしまうことがあります。
せっかくの業界レポートが、流暢な英語ラジオに早変わり……それはそれで英語学習にはなりますが、まずは日本語で聴きましょう。

設定方法はとても簡単です。

画面の言語を選択の項目を確認、日本語になっていなければ「日本語」を選ぶ

ステップ4:「音声解説」を生成する

いよいよ、ここで魔法が起きます。

4つの音声フォーマットから、好きなものを選びます。

① 詳細(Deep Dive)── 通勤学習の王道
2人のAIホストが10分前後じっくり対話する、最もスタンダードなフォーマットです。「とりあえずこれ」で迷うことはありません。毎日の通勤学習で使うなら、これ一択でOK。

② 概要(Brief)── 1〜2分のサクッと要約
1〜2分の短時間版です。エレベーターの中、信号待ち、コーヒーを淹れる間に1本聴き切れる長さ。「全体像だけ先に掴みたい」「会議前にざっと予習したい」というときに便利です。

③ 評論(Critique)── あなたの資料への第三者レビュー
これが面白い。専門家の目線で、資料の内容に建設的なフィードバックをくれます。たとえば自分が作った企画書を放り込むと、AIホスト2人が「ここの論理がちょっと弱いかも」「この前提は本当に正しい?」と、容赦なく(でも丁寧に)指摘してくれます。社内レビューに出す前のセルフチェックに最強です。

④ 議論(Debate)── 異なる立場の知的対決
2人のAIホストが、わざと違う立場から議論してくれるフォーマットです。これが後ほどお伝えする「異種格闘技アップロード術」と組み合わせると、真価を発揮します(楽しみにしておいてください)。

最初に試すなら、迷わず「詳細」を選んでください。
慣れてきたら、目的に応じて使い分けてみるのがおすすめです。

選んだら、「カスタマイズ」ボタンから、AIへのお願いを書き込めます

たとえばこんな指示が書けます。

  • 「ITパスポート初心者向けに、専門用語を一つひとつ噛み砕いて解説して」
  • 「私は建設業の管理職です。製造業の事例が出てきたら、建設業に置き換えて話して」
  • 「○○の部分だけに絞って深掘りして」

ここに書いた指示で、AIホストの話し方や深さが変わります。

書き終わったら、「生成」ボタンをクリック。

待ち時間は、数分〜10分くらい。ノートブックを閉じても、裏で勝手に作ってくれているので、お茶でも淹れて待ちましょう。

つまずきポイント
無料版は、1日に作れる回数に上限あります。試行錯誤するなら、元気のある朝の時間がおすすめ。「あ、もう一回やり直したい」が数回までしか効かないことを覚えておくと、最初のお願い(カスタマイズ)を丁寧に書く動機になります。

ステップ5:再生して、通勤に組み込む

完成すると、Studioのところに音声プレイヤーが現れます。
再生ボタンを押すと、2人のAIホストが、あなたの資料についてポッドキャストのように喋りはじめます。
※概要(Brief)のみ1人のホストになります。

「これ、本当にAIが作ったの?」と、最初はちょっとビックリするかもしれません。
それくらい、有用で自然なポッドキャストの番組です。

再生速度は、0.5倍〜2倍まで自由に変えられます。
最初は1倍速で、慣れてきたら1.25倍、1.5倍と上げていくのがおすすめです。

スマホで聴きたい方は、スマホ用のアプリもあります。Googleアカウントで連携されているので、PCで作成したとしてもスマホアプリで、どこでも聴くことが出来ます。

通勤時間など隙間時間に組み込む

ここまで作ったら、あとは生活の隙間時間に組み込むだけです。

おすすめのパターンはこちら。

  1. 朝、出かける前にパソコンでPodcastを生成&ダウンロード
  2. スマホに転送
  3. イヤホンを耳に入れて、改札を通った瞬間に再生ボタン
  4. 帰宅後、もう一度同じものを聴く

通勤の往復だけで、1週間に約7時間の学習時間が、何もしなくても生まれます。
【“隙間時間”活用法】の記事でお伝えした「繰り返し聴くと、見える景色が変わる」という体験を、ぜひここで実感してみてください。

さらに深掘りするRe:Skillsの3つの「異種格闘技アップロード術」

ここから先は、さらに踏み込んだ、使い方をご紹介します。

実は、NotebookLMは最大50個までソースを入れられるツールです。これを活かさない手はありません。

複数の資料を組み合わせて、AIに対話させる——これをRe:Skillsでは「異種格闘技アップロード術」と呼んでいます。

活用法を3つ、ご紹介します。
自分の活用に合うものから試してみてください。

ITパスポート公式テキスト × 過去問題集

これからリスキリングを始めたい方に、まずおすすめしたい使い方です。

ITパスポート」という国家資格があります。
経済産業省が認める、ITの基礎を学ぶ入門資格で、AI時代のリスキリングの登竜門のような存在です。

「今さら資格?」と思った方こそ、ぜひ聞いてください。
この資格、実は40代・50代の合格者がじわじわ増えている注目資格です。
合格すれば、社内でDXの話題に堂々と参加できる土台ができますし、教育訓練給付金の対象にもなる場合があります。

STEP
IPA公式サイトから資料をダウンロード

IPA(情報処理推進機構)の公式サイトから「ITパスポート試験 シラバス」と「過去問題集」のPDFをダウンロードしてください。

IPA公式サイト
ipa.go.jp

STEP
NotebookLMを開く

Google NotebookLM
notebooklm.google.com

STEP
ノートブック新規作成をクリックして資料をアップロード

「ITパスポート試験 シラバス」と「過去問題集」のPDFをアップロードしてください。

STEP
「音声解説」の矢印をクリック

形式は「詳細」を選択してください。

STEP
カスタマイズ欄に以下の文章を入力

カスタマイズの入力欄に、以下の文章をコピペで入れてください。

私はITパスポート初学者です。シラバスの重要分野と、過去問で頻出のテーマを紐づけて、初心者にも分かる言葉で解説してください。
STEP
生成ボタンをクリック

NotebookLMがポッドキャストを生成します。

何が起きるか

「シラバスのこの単元、実は過去問で5回も出ているんですよ」
「じゃあ、ここを最優先で覚えるべきですね」

——そんなふうに、AIホスト2人が、あなた専属の予備校講師に早変わりします。
通勤30分で、その日の重要ポイントを耳から押さえられる。試験対策として、これ以上効率の良い方法はなかなかありません。

法改正PDF × 自社の業務マニュアル

少し慣れてきた方、または「明日から仕事で使える効果がほしい」方向けの使い方です。

法改正って、地味に厄介ですよね。
労働基準法、建設業法、個人情報保護法、インボイス制度……。「うちの業務にどう影響するか、誰かまとめてくれないかな」と思うこと、ありませんか?

これ、NotebookLMが20分でやってくれます。

STEP
NotebookLMを開く

Google NotebookLM
notebooklm.google.com

STEP
法改正の官公庁PDFをアップロード

法改正の官公庁PDF(厚労省、経産省などから配布されているもの)をアップロードします。複数のPDFでも大丈夫です。

STEP
業務マニュアルをアップロード

自社の業務マニュアル(部署のものでもOK。共有していい範囲のものか確認)をアップロードします。

STEP
「音声解説」の矢印をクリック

形式は「詳細」または「評論」を選択してください。

STEP
カスタマイズ欄に以下の文章を入力

カスタマイズの入力欄に、以下の文章をコピペで入れてください。

この法改正によって、自社マニュアルのどの部分に修正が必要になるか、優先度の高い順に指摘してください。
STEP
生成ボタンをクリック

NotebookLMがポッドキャストを生成します。

何が起きるか

「マニュアルの第3章のこの記述は、改正後だとアウトですね」
「ここは現状のままで問題なさそうですが、注釈を一行追加した方が安全です」

——通勤30分の間に、法務部に依頼すると2週間かかるような影響範囲分析の叩き台が、ざっくり手に入ります。

もちろん、最終的には専門家のチェックが必要です。
でも「何をチェックすべきか」の見当をつけるだけで、その後の仕事の進み方が驚くほど速くなります。

自社のIR資料 × 競合のIR資料

これは、経営企画や事業企画に関わる方、あるいは「自社の立ち位置を冷静に見直したい」管理職の方向けの上級技です。

やり方:

  1. 自社の中期経営計画のPDFをアップロード(上場企業ならIR資料、非上場でも社内向け事業計画でOK)
  2. 競合A社、B社のIR資料・決算説明資料をアップロード
  3. 音声解説の矢印をクリック
    フォーマットは「議論(Debate)」を選択 ★ここがポイント
  4. カスタマイズ欄に、こう書きます:

「3社の戦略の違いを比較し、自社の弱点と強みを、率直に議論してください」

STEP
NotebookLMを開く

Google NotebookLM
notebooklm.google.com

STEP
自社の資料をアップロード

自社の中期経営計画のPDFをアップロードしてください。(上場企業ならIR資料、非上場でも社内向け事業計画でOK)

STEP
競合の資料をアップロード

競合A社、B社のIR資料・決算説明資料をアップロードします。

STEP
「音声解説」の矢印をクリック

形式は「議論(Debate)」を選択してください。 ★ここがポイント

STEP
カスタマイズ欄に以下の文章を入力

カスタマイズの入力欄に、以下の文章をコピペで入れてください。

3社の戦略の違いを比較し、自社の弱点と強みを、率直に議論してください。
STEP
生成ボタンをクリック

NotebookLMがポッドキャストを生成します。

何が起きるか

「A社はAIに思い切り振り切ってますね。一方でB社は、もっと地に足のついた既存事業強化型ですよね」
「うちの中期計画、A社の真似事に見えてしまう部分があるな……」

——AIホスト2人が、勝手に競合分析ラジオを始めてくれるんです。

これは、若手社員には絶対にできない使い方です。
なぜなら「自社と競合をぶつける」という発想自体が、長年現場で揉まれた人にしか持てない問いだから。

長年現場で培ってきた「何と何を比べたら意味のある問いが立つか」という勘所こそ、AIには真似できない、あなたの最大の武器です。

なぜ、NotebookLMのAI耳学習がリスキリングに良いのか?

「便利そうだけど、今までも色々な学習ツールに手を出しては挫折してきたし……」

そのお気持ち、よく分かります。本を買っても3章で止まり、eラーニングはログイン画面のまま。しかし、それはあなたの意志が弱いからではなく、視覚に頼る「お勉強」が、忙しい大人のライフスタイルに合っていなかっただけです。

NotebookLMを使った「AI耳学習」には、精神論ではなく、認知科学に裏打ちされた「続いてしまう3つの理由」があります。

① 「読む苦痛」が「聴くエンタメ」に変わる
一日中パソコンと睨み合った後、さらにPDFの極小文字を解読するのは現代の苦行です。NotebookLMなら、難解な資料もAIが楽しげに語り合う「ラジオ番組」に早変わり。「勉強しなきゃ」が「続きが聴きたい」に変わります。

② 「自分専用の教材」だから記憶に残る
認知科学には「自分で生成した情報は、与えられた情報より圧倒的に記憶に残る(生成効果)」という法則があります。他人が作った汎用的な市販本より、自分が選んだ資料からAIに作らせた「世界に一つだけのPodcast」のほうが、脳に深く刻まれます。

③ あなたの「実務経験」と勝手に結びつく
通勤中に聴き流していると、「あ、これ5年前のあのトラブルと同じ構造だ」「うちの業界に置き換えるとこうなるな」と、過去の経験と知識が自然にリンクする瞬間が訪れます。情報の要約はAIに任せ、あなたは自分の経験と照らし合わせることだけに脳を使えばいいのです。

ネクストステップ

NotebookLMで作ったPodcastを聴いたあと、もう一段階、学びを深める方法があります。

それが、ChatGPTの音声モードでAIと対話することです。
Podcastで聴いた内容を、AIに向かって「私はこう理解したんだけど、合ってる?」と話しかける。
これだけで、知識があなたの言葉として定着していきます。

次回記事:「ChatGPT音声モード活用術:通勤15分が”AI壁打ち時間”に変わる10の使い方」(Coming Soon)

このワクワク感を覚えた方へ

「複数の資料を組み合わせて、AIに勝手に成果物を作らせる」
——この感覚にちょっとワクワクした方は、ルートA:AIオーケストレーターの適性があります。

ルートAは、Re:Skillsが最もおすすめする看板ルート。
コードを書かずに、AIとさまざまなツールを組み合わせて、組織並みの成果を一人で出す「指揮者」を目指す道です。

営業、企画、管理職の経験がある方の王道ルートでもあります。
今日のNotebookLM体験は、そのルートの最初の一歩です。

知ることは、変わること。

あなたの机に積まれた資料が、明日の通勤時間に、あなただけの学びのPodcastに変わります。
完璧にやろうとしなくていいんです。まずは1本、作ってみるところから。

初心者用・用語解説

  • NotebookLM(ノートブックエルエム)
    Googleが提供する、無料で使えるAIノートツール。一般的なAIチャットとの最大の違いは「自分が渡した資料しか読まない」という点。世界中の知識から答えるのではなく、あなたが指定した範囲だけで考えてくれる、いわば”行儀のいい専属アシスタント”です。要約・質疑応答・音声化・マインドマップ作成などができます。
  • 音声解説(Audio Overview)
    NotebookLMの目玉機能。アップロードした資料を、AIホスト2人が掛け合うポッドキャスト風の音声に変換してくれます。以前は「音声概要」と呼ばれていましたが、現在は「音声解説」が正式名称。2025年4月のアップデートで日本語に正式対応し、さらに同年9月以降は「詳細」「概要」「評論」「議論」の4フォーマットから選べるようになりました。
  • LLM(大規模言語モデル)
    Large Language Modelの略。インターネット上の膨大な文章を学習することで、人間の言葉を理解したり、文章を作ったりできるようになったAIの土台技術。ChatGPT、Claude、Geminiなど、いま話題のAIはすべてこのLLMで動いています。
  • Gemini(ジェミニ)
    GoogleがつくったLLMの名前。NotebookLMの「頭脳」にあたる部分で動いているのが、このGeminiです。OpenAI社のChatGPTと並ぶ、世界トップクラスのAIモデル。
  • RAG(検索拡張生成 / Retrieval-Augmented Generation)
    AIが「自分の頭の中の記憶」だけでなく「目の前に渡された資料」を見ながら回答する仕組み。NotebookLMがウソをつきにくいのは、このRAGの考え方を採用しているから。「カンニングOKのテスト」を想像すると分かりやすいです。教科書(=あなたの資料)を見ながら答えるので、ヘンな作り話になりにくい。
  • ハルシネーション
    AIがもっともらしい顔で堂々とウソをつく現象。日本語訳は「幻覚」。「存在しない論文を引用してくる」「ありもしない歴史的事実を語る」など、AI活用での最大の落とし穴の一つ。NotebookLMは「指定された資料の外」を見ないので、この問題が比較的起きにくい設計になっています。
  • ソース
    NotebookLMにアップロードする資料のこと。PDF、Googleドキュメント、Webサイト、YouTube動画、音声ファイル、コピペしたテキストなど、いろいろな形式に対応しています。1つのノートブックに最大50個まで入れられる(無料版)。
  • NotebookLM in Pro
    NotebookLMの有料版。Google AI Pro(月額2,900円※2025年5月現在)に含まれており、ノートブック数・ソース数・音声解説の生成回数などの上限が大幅に拡張されます。本格的に業務で使うなら検討の余地あり。
  • プロンプト
    AIへの「お願い文」のこと。NotebookLMの音声解説では「カスタマイズ」欄に書き込むことで、AIホストの話し方や焦点を変えられます。「現場で培った勘所」がそのまま良いプロンプトになる、というのがRe:Skillsの哲学です。
  • Studio(スタジオ)パネル
    NotebookLMの画面右側に表示される、音声解説・マインドマップ・FAQ・タイムラインなどの「成果物」を作るためのコーナー。ここから音声解説の生成ボタンを押します。
  • ITパスポート
    経済産業省が認める、ITの基礎を学ぶ国家資格。経営戦略・マネジメント・テクノロジーの3分野をバランスよく学べる入門資格で、AI時代のリスキリングの登竜門。教育訓練給付金の対象講座も多く、40代・50代の受験者がじわじわ増えています。
  • デジタルスキル標準(DSS)
    経済産業省とIPA(情報処理推進機構)が定めた、全ビジネスパーソン向けの「DX時代に身につけるべきスキルの国家指針」。Re:Skillsの学習領域は、このDSSに完全準拠して設計されています。

引用・参考文献

【Google公式情報】

【NotebookLM 音声解説 実践レポート】

【国の指針・公的データ】

リスキリングの進め方ロードマップ一覧

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この記事を書いた人

知ることは、変わること。
AI時代の「武器」を配る、大人のための教育プラットフォーム。

「長年の経験は、重荷ではなく武器だ。」 私たちは、そう信じる大人のための編集部です。 世の中は「古いスキルを捨てろ」と言うけれど、Re:Skillsは違います 。

あなたの実務経験に「AI」という参謀を加えれば、若手には出せない価値が生まれます 。 難解なIT用語は、私たちが「笑える翻訳」をしてお届けします 。

さあ、恐れずに新しい武器を手に取りましょう。「生存」と「再生」を懸けた、大人のリスキリングの始まりです 。

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